車購入の必要書類・費用Q&A

車購入Q&Aでは新車・中古車・軽自動車を購入する際の必要書類、費用、登録手続きについてQ&A方式で初心者向きに解説。

◆ミニバンの定義は存在しない

★ミニバンの定義は存在しない

 2000年に入って一気に人気が急上昇したのがミニバンと呼ばれる部類の自動車です。

 自動車業界では、スポーツタイプのクーペ型の自動車の生産はほとんどなくなり、その分ミニバンへと流れが移行してきております。

 実はミニバンには明確な定義は存在しません。

 当初は小型のバンという意味がありましたが、日本では主に3列シートが可能となる自動車全般をミニバンと分類しているのが現状です。

◆ミニバンは幅広いユーザーを取り込む工夫が満載

 ミニバンの人気を一気に高めたのは、ホンダのステップワゴンとトヨタの天才たまごと呼ばれたエスティマであることは間違いないでしょう。

 当初はファミリーカーと言うイメージが強くありましたが、近年では若者にも人気が集中しファミリーカーというイメージは少しずつ払拭されつつあります。

 この理由には、ミニバンの特徴とも言えるシートアレンジがポイントです。

 3列目のシートをたためば、大きな荷物スペースを確保できる。これはアウトドア志向のユーザーを取り込むことにも効果を発揮します。(写真はホンダのステップワゴン)

 またシートアレンジによってはフルフラットシートも可能。これは泊りがけでスキーに行く時など車で仮眠を取る際に最適です。

 またスライドドアの導入で狭い駐車場でも楽々と乗り降りができる。これは子供がいる家庭では大型ショッピングモールやスーパーの駐車場で子供がお隣の車にドアをぶつける心配を軽減させてくれます。

 このようにミニバンは独特の特徴を持つ路線へと成長した事が人気を集めた理由として考えられます。

※Point!幅広いユーザーを取り込む工夫が満載

◆燃費の良いミニバンが売れる時代へ

 ミニバンの特徴のひとつとして覚えておくべきポイントとして燃費の問題があります。

 ミニバンは室内空間を広く確保できる利点や、シートアレンジも多彩という利点がありますが、燃費面で見た場合はこれらのメリットを得るために犠牲になっている部分が多くあるのです。

 ミニバンタイプの自動車の場合の最大のデメリットはやはり燃費と走行性能の2点が挙げられます。

 セダンタイプの自動車と比較した場合、ミニバンは車高が高くコーナリングの走行性はやはり低重心のセダンタイプと比較すると大きな違いが生まれてしまいます。

 また、車高が高いミニバンは空気抵抗が高く、また車体重量も大きくなりがちである為、燃費面に関してはどれだけ工夫をこらしても限界値が見えてしまいます。

 しかし、一般ユーザーの思考は「6人〜7人以上乗れる自動車でありかつ低燃費ミニバンが欲しい」という強い要望があります。

 人数を考慮するとやはり3列目シートが不可欠となりますが、この3列目シートを確保した上で、燃費面も配慮したミニバンの開発の中で新しくコンパクトミニバンという分野も誕生しました。

 ミニバンも低燃費時代へとうとう突入という訳ですね。

 尚、おそらくミニバン好きの方であれば誰もがご存知かと思いますがミニバンの販売台数をチェックすると、低燃費ミニバンとして2012年度に圧倒的に最も多い販売台数を記録したコンパクトミニバンにホンダのフリードと呼ばれる車種があります。

 このフリードは実燃費に近いJOC08モード測定で21.6km/Lというとんでもない低燃費を実現し話題となりました。

 遊び心の多いミニバン市場であっても燃費が重視される時代となってきていることは販売台数を見ても明らかな傾向と言えるでしょう。